IDS 製品情報

フロントエンド分注装置

IDS-CLAS 3600

アイディエスの高い技術力を
コンパクトなボディに凝縮した、
検体前処理分注装置の基本モデルです。
あなたのラボに合わせた検体検査フローを
ご提供いたします。

  • 一体型
  • 550検体/時
  • 1本搬送外部接続

主な特徴

  • 多くの機能を搭載した省スペースシステム
  • 設置場所を選ばず作業動線を確保
  • 550検体/時の検体処理能力で効率的な検体前処理を行います
  • 消耗品は自動供給
  • 1本搬送を採用し、外部搬送接続が可能
  • 市場のほぼあらゆる分析装置との接続が可能

基本仕様

使用採血管
φ16×100mm、φ16×75mm、φ13×100mm、φ13×75mm、4種類混在可能
検体搭載数
親検体投入: 100検体 + 5検体(至急)
親検体搬出: 200検体 +10検体(エラー)
子検体搬出: 200検体 +10検体(エラー)
至急検体割り込み
有り:5検体
仕分け搬出機能
親検体:有り、子検体:有り
バーコード種類
NW-7、ITF、CODE39、CODE128より1種類を選択。
子管
IDS純正管
分注チップ
2,000μLチップ(IDS純正チップ)
分注精度
分注依頼量の3%以内、CV3%以内(300μL分注時)
分注処理能力
最大550検体/時(300μL)
外形寸法
2,010mm(W)×915mm(D)×1,350mm(H)
重量
485kg
電源
単相 200V AC 15A(本体) 三相 200V AC 20A(コンプレッサー) 単相 100V AC 5A(制御CPU)

処理フロー

  • 外部搬送接続部(オプション)

    親検体を取り込みます。

  • 親検体搬入部

    検体をレーンに搬入。バーコードを読み取り、到着確認を行います。エラー検体は親検体搬入部のエラーラックへ仕分けます。至急検体は専用ラックから優先投入可能です。

  • 血餅検出部

    検体の血餅と分離剤の境界面を検出し、このデータを分注時に使用します。

  • 開栓部

    検体の栓を抜き取ります。栓が抜き取れない検体は、親検体搬出部のエラーラックに搬出します。

  • 子管ラベル発行部

    分注子管に自動的にラベルを貼り付け、必要本数を分注部へ送ります。

  • 分注部

    親検体から子管へ分注を行います。

  • 親検体搬出部

    分注処理が終了した検体を搬出。開栓エラー・分注エラー検体はエラーラックへ仕分けます。

  • 子検体搬出部

    分注処理が終了した検体を仕分け搬出。分注エラー検体はエラーラックへ仕分けます。

  • 外部搬送接続部(オプション)

    親検体/子検体を外部搬送に接続します。