IDS 製品情報

全自動尿分注装置

IDS-CLAS・Hr

日本で初めて尿分注検体前処理システムを稼働させた
アイディエスの、実績とノウハウを集めた最新モデルです。
シンプルかつ合理的な設計で、
卓越したパフォーマンスを実現しました。

  • 一体型
  • 180検体/時
  • 1本搬送外部接続

主な特徴

  • 新設計の大容量分注チップ(22mL)を採用。複数本数の子管分注が1回の検体吸引で完了し処理時間の無駄がありません。
  • 考え抜かれた検体キャリーオーバー(繰越誤差)対策
  • スムーズかつ確実に検体を搬送するカップホルダー・トレイン機構
  • 尿カップ検体の処理状況をひと目で俯瞰できるオープンテーブル・インレット
  • 分注後の検体取り扱いが便利な子管スピッツ自動仕分け搬出機能
  • 子管スピッツを10本ラックに搬出することもできます。※
  • 分注後の検体は、1本搬送またはラック搬送にて外部接続可能※。接続する分析装置は自由に選べます。
  • 尿/カップ自動廃棄機能※により、分注後の検体とカップの廃棄を自動的に行なうことができます。尿を廃液孔に直接廃棄することもできます。※オプション

基本仕様

使用カップ
尿カップ
尿カップ搬入個数
最大20個
カップ割り込み機能
有り
バーコード種類
NW-7、ITF、CODE39、CODE128より1種類を選択。
子管
スピッツ管(12mL)(当社指定)
分注チップ
22mL(IDS純正チップ)
尿検体攪拌機能
有り(ワールプール・スタラー)
分注精度
分注依頼量の5%以内 CV10%以内(300μL分注時)
分注処理能力
最大180検体/時
子検体仕分け搬出機能
有り
子検体搬出数
90~150検体(仕様により決定)
外形寸法
1,380mm(W)×945mm(D)×1,500mm(H)
重量
350kg
電源
100V AC 10A(本体) 100V AC 11A(コンプレッサー) 100V AC 5A(制御CPU)

処理フロー

  • カップ搬入部

    尿カップを投入。バーコードを読み取り到着確認を行います。エラー検体はオペレーターへ知らせます。

  • 子管ラベル発行部

    子管スピッツに自動的にラベルを貼り付け、必要本数を分注部へ送ります。

  • 分注部

    尿カップのバーコード読み取り動作と攪拌を行います。ハルンカップから子管スピッツへ分注を行います。

  • カップ搬出部

    分注処理が終了した尿カップを搬出。分注エラー検体は、オペレーターへ知らせます。

  • 子検体搬出部

    分注した子検体を後工程にあわせて仕分け搬出。分注エラー検体分の子管スピッツはエラーラックに仕分けます。

  • 外部搬送接続部(オプション)

    子検体を外部搬送に接続します。

  • 尿/カップ自動廃棄部(オプション)

    分注処理後の尿と尿カップを自動的に廃棄します。